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Amazon Q CLIでゲームを作ろう!

とある企業の技術ブログを拝見していたところ「Amazon Q CLI でゲームを作ろう Tシャツキャンペーン」を見つけました。このようなキャンペーンに挑戦したことがないので最初は躊躇しましたが、キャンペーンの内容を確認したところ、私でもチャレンジできそうなレベル感のキャンペーンであることがわかったので挑戦してみることにしました。

Amazon Q CLI でゲームを作ろう Tシャツキャンペーン | Amazon Web Services

キャンペーンの内容

このキャンペーンは、Amazon Q Developer CLIを利用してゲームを作成することで、特製のTシャツが貰える というもので、Tシャツをもらう条件が非常にやさしく、挑戦しやすいキャンペーンとなっています。

対象は以下の国です:

オーストラリア、バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、中国、フィジー、香港、インド、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モルディブ、ミャンマー、ネパール、ニュージーランド、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、シンガポール、韓国、スリランカ、台湾、タイ、ベトナム

Tシャツを貰う条件は以下の通りです。

  • Amazon Q CLIをしようしてゲームを作成する
  • 作成したものについてブログを書くか、ビデオを作成する。その後、ハッシュタグ #AmazonQCLI を付けて SNS で公開投稿をする。
  • Tシャツ獲得フォームに記入する。

では、やってみよう!

Amazon Q CLIのインストール

まずはゲームを作る前にAmazon Q を準備します。手順はOSごとにことなりますので下記リンク先を参照してください。

・Linux版のインストール手順:L

・Windows版のインストール手順(Windows Subsystem for Linuxの利用):

※Windows版の方でWindows Subsystem for Linuxを使用する準備が出来ていない方は、先に下記リンク先を参考に準備を進めてください。

ゲーム作成開始

さあ、Amazon Qを使用する準備が整いました。
まずはWSLの画面で「q chat」と入力し実行!

なかなかかっこいい画面が表示されました。

では、ここから実際にAIに指示を出していきます。(今回は、先人の記事を参考にpygameを使用してゲームを作成します。)

pygameを使ってゲームを作成してください。

間違えてこの指示だけで実行してしまいました。
しかし、AIは非常に優秀で、なんとこの指示だけでゲームっぽいものが出来ました。
青色の四角を操作して緑色の四角を集めるゲームのようです。

このゲーム、後述する私が作成したゲームを見ていただければわかるのですが、今回構築したゲームに特徴が非常に似ています。思考が読まれているようでなんだか怖くなりました。汗

では、気を取り直してゲームを作成します。今回作成するゲームは、私の推し動物であるウォンバットをモチーフとしたゲームです。
まず、下記のプロンプトを実行しました。

pygameを使用してゲームを作成してください。
ゲームの概要と要件は以下の通りです。
[概要]
自由に動き回るウォンバットに飼育員がハグをするゲーム
[要件]
・プレイヤーは飼育員です。
・ウォンバットの頭上にゲージがあります。ゲージは10分割されており1秒に1つ減ります。
・飼育員がウォンバットに触れるとウォンバットにハグをし、ハグをされたウォンバットのゲージは全回復します。
・ウォンバットのゲージが0になるとウォンバットが激怒しゲームオーバーとなります。
・ウォンバットが激怒するまでの時間をスコアとします。
・ハグをした飼育員とハグをされたウォンバットは0.5秒動けなくなります。
・ウォンバットを20秒に一匹追加します。

そして出来上がったのがこちら

おお、、シンプルではありますが指示通りのゲームになっています。(この茶色のカービィみたいなのがウォンバット・・・?)

ここから無我夢中で指示を送り続けていたので途中のゲームの画面のスクリーンショットが残っていません。。(スミマセン)
プロンプトのスクリーンショットはいくつか取っていたのですが、冷静になってみると、この指示を真面目に出していたことがちょっとだけ恥ずかしくなりました。(/ω\)

そして完成へ

最初のゲームの画面が生成されてから、ざっくり下記の修正を行いました。

  • 文字化け修正
  • 背景画像の追加
  • ウォンバットのイラスト修正
  • 飼育員のイラスト修正
  • ウンチ清掃機能追加
  • ウォンバット増加機能追加
  • ハグ、清掃、ゲームオーバー時のモーション追加
  • BGM、効果音の追加

そしてできたのがこちら!!

すごぃ・・・。私はAIに指示を出していただけで全くコードを書いていません。ですが、ほぼほぼ意図通りのゲームができてしまいました。

今回作成したゲームのソースコードはGitHUBで公開しております。

最後に

いかがでしたでしょうか?私自身AIにコードを書いてもらうことはあれど、一からすべてAIで構築したのは初の経験となりました。
今回作成したゲームのクオリティはガラケー時代に流行ったゲームを彷彿とさせますが、今後もどんどん進化していくでしょう。
時代に取り残されないためにも、こういったキャンペーンをきっかけに最新技術に触れることは大切なことだと思いました!

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